肩こりコラム第2回~「肩こりの予防・姿勢の見直し」~
肩こりの予防方法をご存じですか?
一番の肩こりの原因となる姿勢は『猫背』です。
猫背をよくしようと背中をそらしたり極端に肩を引き胸を張るようにするとさらに肩こりの原因となります。
また、座っているときに足を組んだり、浅く座って背もたれにもたれかかったり、パソコンを見ようと顔が前に出てきてしまったりすると肩こりがひどくなります。
では、肩こりを予防できる姿勢とはどんなものかというと
1.立っている時では
・膝を伸ばしだらけた立ち姿にならない
・おへその下あたりに力を入れる意識をして骨盤を立てる
・軽く肩甲骨を後ろに引き胸を張り、あごを引く
・頭のてっぺんから真上に引っ張られているように背筋を伸ばす
この4つをしっかり意識出来たら家族や友人に真横から姿勢を見てもらいましょう。
この時に耳・肩・骨盤・膝・外くるぶしの中心がまっすぐになっていれば正しい姿勢といえます。
2.座っているとき
・少し浅めに座り背もたれを使わない
・おへその下あたりに力を入れ骨盤を立てる
・背筋を伸ばす
・目線が20~30度下になるよう机やイスの高さを調節する
座っているときは膝と股関節が同じ高さになるようにするのが一つの目安です。
また、長時間の座り作業はそれだけで肩や腰のコリを作ります。
なるべく長時間座りっぱなしにならないように1時間前後に1回は立ち上がって少し動くようにしましょう。
どちらでもそうですが、この中でも重要なのが
『おへその下あたりに力を入れ骨盤を立てる』ことをです。
これを意識して行うだけでも姿勢はとてもよくなります。
これを行うにはお腹、腰回りの体幹の筋力(インナーマッスル)が必要になります。
そのためには普段からのちょっとした運動も大切です。
痛みや時間が取れずそれが難しいようであれば
当院にある「楽トレ」を使っていただくと楽に体幹周りのインナーマッスルを強化できます。
姿勢を見直すためにもこれらの事が大切になります。
まずは一度ご自分の姿勢を見直して肩こりなどの不調が出ないようにしていきましょう!!