こんにちは!
最近、寒さが増してきて
カラダに堪えますね…
そんな時は体を動かして温めましょう。
お仕事の前などに準備運動をすると
ぎっくり腰などの予防にもつながります。
寒い時期は特に準備運動をしてから
体を動かしましょう!!
今回は肩こりについてお話します。
あまり聞きなれない言葉だとは思いますが
四辺形間隙症候群についてです。
首の骨である頸椎(けいつい)から出た神経は、
首から肩、そして腕から指先に向かいます。
その中から枝分かれした腋窩(えきか)神経と橈骨(とうこつ)神経は、
わきの下を通って腕の後側に向かいます。
その中から枝分かれした腋窩(えきか)神経と橈骨(とうこつ)神経は、
わきの下を通って腕の後側に向かいます。
その通り道となる上腕三頭筋・大円筋・小円筋に囲まれた
四角形のすき間を『四辺形間隙』といいます。
そして、四辺形間隙を囲っている
上腕三頭筋・大円筋・小円筋のうち、
1つもしくは複数の筋肉が過緊張し、
1つもしくは複数の筋肉が過緊張し、
ここを通る腋窩神経や橈骨神経が
絞めつけられたり(=絞扼:こうやく)、圧迫されて起こる神経障害を
『四辺形間隙(しへんけいかんげき)症候群』といいます。
絞めつけられたり(=絞扼:こうやく)、圧迫されて起こる神経障害を
『四辺形間隙(しへんけいかんげき)症候群』といいます。
症状が急激に現れることは少なく、
肩の後~外側の痛みが徐々に広がり、
二の腕~手の甲や指先(とくに親指と人差し指)まで
しびれや痛みが出てくることもあります。
腕を上げると症状が悪化するので、
高い所の物を取ったり、上着を着たり、
脱いだりすることが困難になります。
原因は様々ですが、
猫背に原因があることが多いようです。
猫背のままデスクワークなどすると
四辺形間隙の周りに負担がかかり
筋肉を緊張させてしまいます。
病院で頚椎症や頸椎椎間板ヘルニアと診断され、
治療を受けてもあまり良くならないと来院された方が、
実は四辺形間隙症候群だったということもあります。
治療をすれば必ず良くなるものです。
痛みがある部位や周囲だけでなく
猫背など体のゆが根本的な原因の時もあります。
ただの肩こりと思わず、気になる場合は早期に治療をすることで
早くよくなりますので、一度ご相談くださいね。