梅雨も明けて暑い時期がやって気ました。これからは雨も少なくなって外に出られる日が増えてくるでしょうね。学生さんの大会シーズンでもあるこの時期はケガも増えてくる時期です。
そこで今回は膝半月板損傷についてです。
膝半月板損傷とは
膝関節の中にある衝撃を吸収するクッションのような役割の組織で円形状に外側と内側2枚あります。
その半月板が何らかの力で傷んでしまった状態を半月板の損傷といいます。
原因
スポーツや力仕事などで強い力が加わった時
加齢により半月板の組織が弱くなって繰り返しの負荷がかかった時
などにより引き起こされます。
症状
膝の曲げ伸ばしをするときに痛みがでます。
状態が悪くなってくると
曲げ伸ばしで引っ掛かりが出る
関節の中に水(関節水腫)がたまり膝が腫れがでたり、曲げ伸ばしがしにくくなる
歩行時などの荷重時に痛みが出る(ひどくなると歩けないほどの痛みを感じることもある)
痛みの改善するには
まずは安静です。半月板に負担がかからないようにしてください
悪化して炎症してしまっている場合は動いた後にアイシングなどで膝を冷やすことも効果的です
歪みから体重のかかり方が悪くなっている場合もありますので矯正などをして体重のかかり方を正常にすることも有効です
半月板損傷を放置していると、膝関節の変形の原因にもなりますのでしっかりとケアをして悪化しないようにしていくことが大切です。