学生さんたちは夏休みで部活でスポーツをする機会が増えたり、最近はスポーツジムや自宅での筋トレなどを
されている方も増えてきました。そういった時期はケガをされる方が増える時期ですね。
ということで今回は足関節捻挫についてです。
捻挫といえば足首の捻挫を思い浮かべる方が多いと思います。
関節ねんざの中でもかなりポピュラーな捻挫になります。
「足をくじく」などの表現をされる方が多いと思いますが
足関節に内反・外反の力が加わって捻ったことで足関節の靭帯や筋肉が傷んでしまった
状態の事を言います。
接関節捻挫の中でも最も多いのが足関節の外側の靭帯を痛めてしまう捻挫です。
足関節の外側には3本の靭帯があるのですが、その中でも1番前側にある前距腓靭帯を
痛めてしまう捻挫が多いです。
症状
歩行や階段の昇降、正座やしゃがんだ時などの荷重時に痛みが出ます。
靭帯や筋肉の損傷が大きい場合は足関節の外側や内側に腫れが出ます。
損傷部を押すと圧痛が出ます。
対処法
足首を捻ってしまった場合はとにかく安静にして患部を冷やすことです。
湿布などより保冷剤や氷などを使って確実に冷却してください。
そして腫れなどが出る場合は患部を心臓より高い位置にすることで腫れを
軽減しやすいようにしましょう。
また、患部は安静にして損傷した靭帯や筋肉に負担がかからないようにしてください。
テーピングなどで固定することもとても有効になります。
捻挫などのケガは初期の処置がとても大事です。
初期の処置が良いかどうかで痛みが残るかどうか
捻挫しやすい足関節になってしまうなどの
後遺症が圧倒的に減ります!
捻挫は痛くても歩けてしまうことが多いので軽視されがちですが
しっかりと初期の処置をして後々の痛みやゆるく捻挫しやすい関節になってしまうのを
防止してくださいね!