こんにちは寺倉ハピネスのたくみです。だいぶ日がでてきて暖かくなり、ランニングもしやすくなってきたと思います。その中で色々足だけではなく、肩や背中が痛くなってきた今日この頃です。僕も接骨院の先生としてしいかりと体に目を向けていきたいと思います。
今回はひじの痛みについてお話をさせて
いただきたいと思います。
上腕骨内側上顆炎は手首を伸ばす時や反らす時に使う腱を痛めた状態で、
内側上顆炎は手首を内側に曲げる時に使う腱を痛めた状態で、
それぞれ肘の外側・内側に痛みを生じます。
この2つの疾患は、通称テニス肘と呼ばれ、
主に、上腕骨外側上顆炎はテニスのバックハンドの動作で、
上腕骨内側上顆炎はフォアハンドの動作で痛みが発生します。
- 内側上顆炎の症状の症状
- テニスのフォアハンドの様な動作で痛みがある。
雑巾を絞る時やドアノブを回すとき、手のひらを上にして物を持ち上げる動作で痛みがある。
これらの疾患は、加齢による組織の変性をベースに、前腕の伸筋腱及び屈筋腱の使い過ぎによるストレスで起こるとされています。それぞれの腱の付着部である外側上顆・内側上顆が慢性的に引っ張られ、力が加わり続けることで腱や滑膜に微細な損傷と炎症が起き、痛みが発生します。
外側上顆炎の場合は、テニスのバックハンドの動作や野球の投球動作などで前腕と肘に捻じれや回転のストレスがかかり続けることで引き起こります。
内側上顆炎の場合は、テニスのフォアハンドの動作で誘発されることも多いのですが、ゴルフでクラブのグリップを強く握ることで手関節掌屈筋へストレスが加わり肘の腱へのストレスが増加することで引き起こるとされています。
テニス肘やゴルフ肘とも言われますが、そのような運動を行っていない人にもこれらの疾患は起こります。
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