今回は膝の痛みを完全して動きをよくする方法をお教えします!
ひざ痛といっても色々とありますが、きちんと病院や接骨院などで治療やリハビリを受けているのに痛みがとり切れなかったりあとちょっとがなかなか改善しなかったりすることがあります。
その多くの原因として考えられるのが関節の動きの悪さが考えられます。
特に膝蓋骨といういわゆる膝のお皿の部分の関節が動きが悪いことによって痛みが残ってしまうことが考えられます。ここの部分の関節がうまく動いてくれないと膝はスムーズに曲げ伸ばしをすることができません。なので周りの筋肉をストレッチすればいいかというとそれだけでは不十分なことが多いです。
では、どこの部分を柔らかくしないといけないかというと関節包という関節を包んでいる袋状の軟部組織です。膝の前部分、特に膝蓋骨の周囲に関節包のたるみが大きく、このたるみがあることで深く膝を曲げることができるのです。
だから、膝蓋骨、膝のお皿の動きが大切になってくるのです!
では、どんなことをするのかというと・・・
とっても簡単です!
一つ目はひざ伸ばしです。
・まずはひざを伸ばした状態で座ってください。
この体勢がつらければ寝てしまっても大丈夫です。
この時にバスタオルを円柱形に丸めて膝の裏に寝かしておいてください。
・この状態のままタオルを膝で床に押し付けるように膝を伸ばして下さい。
太ももの前面の筋肉に力を入れるように行うとやりやすいです。
・ひざを伸ばすように太ももに力を入れた状態で5~10秒キープして緩めます。
・この一連の動作を1セット10回として2~3回まずは4週間ほどを目安に行いましょう。
二つ目はお皿のストレッチです。
・体勢は一つ目と同じですが、今回は一人でやる場合は寝てしまうとできません。
この時に変に力が入ってしまうとストレッチできませんので力を抜きます。
・力を抜いた状態でお皿の骨を直接押して【上・下・右・左・斜め】の8方向に押し込みます。
一方向にだいたい5秒ぐらいで各方向に押し込みながら合計3分ぐらいを目安にしてください。
・痛みを感じたり左右で動きが違うところが硬くなっているところです。
こういうところを無理なく重点的に行いましょう。
こういうことを行い日常生活で痛みを感じにくくなってきたら今度はウォーキングなどの運動です。
まづは軽い運動から初めて筋力をつけていきましょう。そうすることでいい状態をキープできるようになります。
まづは今ある痛みをしっかり取り除き筋力をつけれるようにしていきましょう。
今回ご紹介した運動やストレッチはそれほど負荷の強いものではないですが、状態によっては痛みを強く出してしまったり、悪化させてしまうこともあります。運動をしていいかどうかはかかりつけのお医者さんなどにご相談して頂き、無理のない範囲でお願いします。