骨盤矯正コラム第2回 ~骨盤を歪めない歩き方・座り方~
今回は骨盤が歪まない、歩き方座り方を紹介します。
座るときに最も意識すべきポイントは「背筋をピンと伸ばして座る」ことよりも「骨盤を立てる」ことが大切です。
骨盤が座面や床に対して水平かつ垂直な位置にあるのが正しい骨盤の位置です。
骨盤が水平かどうかの目安は、座ったときの膝と肩に注目しまみましょう。膝、肩が水平の状態ならば骨盤も水平になります。
骨盤が前傾していると・・・
骨盤が前に傾いた状態は腰が反りすぎの状態になり、反り腰という歪む姿勢につながります。
反り腰だと、太ももが張りやすくなったり、お尻がでっぱる原因となります。
骨盤が後傾していると・・・
骨盤と繋がっている背骨も丸まってしまい、この状態が習慣化してクセがついてしまうのがいわゆる猫背の状態です。
お腹がポッコリ出てしまったり、背中のハリの原因となります。
椅子に座るときに気をつけたいことが足を組まないこと。
足を組むと身体が自然と捻った状態となり、腰の骨や骨盤も歪んだ状態になってしまいます。
この状態が習慣になり筋肉が凝り固まってしまうと、体のバランスがくずれて肩こりや腰痛の下人となってしまいます。
正しいイスの座り方のポイント
・座る面に対して骨盤を垂直に立てる意識して座る
・ おへその下あたりに自然と力が入る位置で座る
・ 太ももを床と平行になるように座る
・ 深く腰をかけて座る
正しい床の座り方のポイント
・正座をする
・あぐらをかく
横座りや体育座りなどは骨盤を歪める原因となるので注意です。
続いて正しい歩き方の紹介です。
①まず、鼻・おへそ・内くるぶしが一直線になるように、まっすぐ立ちます。
②1の姿勢のまま、両肩、両腰、両手の指先が左右同じ高さになるようにします。
③自然に顔が上がるように目線はやや遠くを見ます。
④膝を前に出すように、太ももを上げ、かかとで着地。次の一歩に移ります。