皆さんこんにちは!
ゆういちです。
最近は朝晩と涼しくなてきましたね。
寒暖の差で風邪になる方も多いようなので
皆さまも気を付けてくださいね
今回は腰椎すべり症についてです。
聞きなれない名前だとは思いますが、
腰椎すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が、
文字通り前方へ滑り出してしまい、
様々な症状を引き起こす病気です。
原因は様々ですが、
背骨や椎間板などの変性によって起こる
「変性すべり症」と、
腰椎分離症に続発する「分離すべり症」とに
分けられます。
症状としては、程度にもよりますが、
まず腰痛と坐骨神経痛があげられます。
すべりが強度になってくると、
腰椎の後方を走る脊髄神経が圧迫され、
下半身に痛みやしびれが出現します。
また、長い距離を歩くと痛みやしびれが出現し、
かがむことで楽になる「間欠性跛行」と言う症状も
多く見られます。
分離すべり症も変性すべり症も
結果的には脊髄神経の圧迫が
症状の主な原因となるため、
出現する症状に大きな差はありません。
治療としては、
急性期では患部を安静にさせ
負担軽減し、患部の炎症を抑えていきます。
また、股関節の硬さが腰への負担を
大きくしてしまいますので、
ハムストリングスや四頭筋などのストレッチ
体を支えるための筋肉の筋トレなどで
痛みが出ないようにしていきます。
先ほども言いましたが原因は様々です。
ちょっとの痛みやすぐに良くなるからとそのままにせず、
将来のことも考え腰の痛みが出たら
必ず一度は医療機関へかかりましょう。